Artifacts:ライブで実行可能な成果物
初級
Artifacts とは、Claude がチャットの隣のサイドパネルに描画する成果物です。ドキュメント、スライド、チャート、動くアプリなどを、会話のテキストとは別に、見て、使って、繰り返し改善できます。
2026 年 9 月の統合以降、このパネルは 3 つのテンプレートが置かれる場所でもあります。つまり「artifact」が入れ物であり、「テンプレート」が出発点となる形です。
- artifact パネルで何が作れるのか、どの出力が通常の artifact で、どれがベータのテンプレートなのかを知る
- Doc、スライド、デザイン、実行可能アプリ、ダウンロード可能なファイルのどれを選ぶかを、試行錯誤せずに決める
- ゼロから聞き直すのではなく、平易な言葉で artifact を改善する
- どの artifact を、どの形式で、どのプランでエクスポートできるかを知る
作れるもの
| 出力 | 何であるか | プラン |
|---|---|---|
| ミニ Web アプリ&ツール | 電卓、クイズ、フォーム、小さなインタラクティブデモ | 全プラン |
| チャート&図 | ビジュアルとシンプルなデータダッシュボード | 全プラン |
| コード | 読んで実行できるもの | 全プラン |
| Claude Docs | Claude やチームと共同編集する、生きたマルチタブ文書 | 有料、ベータ |
| Claude Slides | メモや会話から組み立て、その場で発表できるデッキ | 有料、ベータ |
| Claude Design | 自分のデザインシステムに沿ったビジュアル、モックアップ、プロトタイプ、ランディングページ | 有料、ベータ |
エクスポート形式は種類によって異なります。Docs は Word、PDF、Markdown、Google Docs へ、Slides は PowerPoint と PDF へ、Designs は .zip、PDF、PowerPoint、単体の HTML として出力できます。
非開発者にとって強力な理由
「グループの食事会用にチップ計算機を作って」「この CSV からダッシュボードを作って」のように説明するだけで使えるものを作り、そこから会話形式で磨き込めます(「サービス料の欄を追加して」「ボタンを大きくして」)。自分でコードを書かずに AI で作るという考え方の、最もわかりやすい例です。
Artifacts との付き合い方
Guided walkthrough1 of 4
- 目的、入力、対象読者、見た目を述べてください。最初の artifact が外す主な原因は曖昧さです。これは通常のプロンプティングと同じ原則です。
- メッセージボックスで Output を選んでテンプレートを選ぶか、Artifacts タブから始めてください。Claude が思っていたのと違う形ばかり作るときに有効です。
- Claude は新しく作り直すのではなく同じ artifact を更新します。5 つまとめて頼むより、一度に 1 つの変更のほうがはるかに正しく仕上がります。
- まずパネル内で試してください。Docs、Slides、Designs にはそれぞれ独自のエクスポート形式があり、共有のルールはプランによって異なります。
具体的な artifact のブリーフは、曖昧なものに勝る
Build me an interactive artifact: a tip calculator for a group dinner. Inputs: bill total, number of people, tip percentage (slider, 0-30%, default 18), and a toggle for "service charge already included". Output: tip amount, total, and per-person share, updating live. Audience: my friends on their phones — big tap targets, works at 375px wide, no explanation text.
ヒント
- 入力/出力と対象読者について具体的にしましょう。良いプロンプティングと同じです。
- 少しずつ改善しましょう。 一度に 1 つの変更のほうが正しく仕上げやすいです。
- 重要な用途では、artifact が計算するロジックや数値を必ず検証してください(ハルシネーション)。
- Doc 内のチャートは自動で更新されません。 データを変えても、Claude に作り直すよう頼むまでチャートは古い値のままです。
クイズ
Check yourself
0/2- artifact=サイドパネルという入れ物、テンプレート=出発点となる形(Docs、Slides、Design)。
- 通常の artifact はすべてのプランで動きます。3 つのテンプレートは有料プランでベータ、Enterprise ではデフォルトでオフです。
- 同じ artifact に対して平易な言葉で改善しましょう — 会話をやり直さないでください。
- 計算された数値は必ず検証し、データが変わったらチャートを作り直しましょう。
次に読むもの
- One Claude:統合、Claude Docs と Claude Slides — テンプレートの詳細と、その限界
- 実ファイルの生成(docx/pptx/xlsx/pdf) — ダウンロードが欲しいとき
- データ分析プレイブック